YOUPACEの特徴のひとつがライバー活動の継続と成長をサポートするスタッフ達の存在です。
自身も多くのライバーを応援してきた阿部会長と3人のYOUPACEスタッフに話を伺いました。
阿部
YOUPACE会長
菊地
2019年入社
坂口
2020年入社
原
2022年入社
ライバーマネジメントを始めたきっかけとやりがい
ライバー事務所の創業や入社のきっかけは?
阿部
もともと人と人がつながるSNSが好きで、中でもライブ配信は最新のコミュニケーションサービスとして可能性を感じていました。
ただ課題も多かったんです。ライバーとリスナーがもっとうまく意思疎通できたら思い、事務所の立ち上げを決めました。
菊地
私はライブ配信で自己実現を叶える、という会社のビジョンに共感して入社しました。
夢があっても叶えられない人を応援することに魅力を感じたんです。坂口さんは?
坂口
以前は音声投稿メディアでクリエーター支援やプラットフォーム開発をしていたのですが、顧客の声をダイレクトに聞けるライブ配信に興味を持ち入社しました。
原
私は学生時代に起業支援団体などで活動していて、夢を持つ人を支えたいと思っていました。
想いを叶えるための道筋をつくる仕事がしたかったんです。
ライバーのサポートする上でのやりがいは?
阿部
ライバーさんの変化を感じる瞬間が一番うれしいですね。
配信がうまくいったりすると「言った通りにやったらうまくいきました!」と連絡がきたりして、そのときはうれしいです。
みんなはどう?
菊地
担当のライバーさんが徐々にがんばりが報われて、目標にしていたランクに入ったときはうれしいです。
そのために短期的な成功よりも長い目で見てつづけられるようにアドバイスするように心がけています。
原
リスナーさんに語る言葉のサポートができたとき喜びを感じます。例えば、お金を稼ぎたいと思っているライバーさんに対して、そのお金を使って何がしたい?どんな自分になりたい?と問いかけて、だったらリスナーさんにこう伝えようと話します。
それを実践してうまくいくとうれしいですね。
坂口
うん、問いかけるのってホントに大事ですよね。
問いかけることで自分一人だと至らないことまで考えを拡張できる。本当はこれをやりたかったんだ!と気づいてもらえるように普段から意識的にコミュニケーションしています。
ライバーサポートの内容と想い
ライバーさんのサポートで心がけていることは?
菊地
長期的に見てライバーさんのためになるアドバイスだけをするようにしています。
瞬間的に活躍することよりも、長くつづけてもらうことが本人ためにも事務所のためにもなるからです。
原
一人でやっていると自分なんて全然ダメだ と思ってしまいがちなので、客観的なアドバイスをするように心がけています。
自分ではそう思うかもしれないけど、このランクアップすごいですよ!と客観的な視点で声をかけますね。
菊地
全体で見たら上位の何%くらいだから大丈夫!とかね。
一人でやっていると基準が分からなくなるのでスタッフがきちんとペースメイクするようにしています。
育成プランはどのように立てていますか?
坂口
3つのポイントがあります。まず、どんな夢やゴールを目指しているか。それから仕事や家族構成など生活の状況。あとはリスナーさんとどんな関係を結べているのか。それらを把握して上で、もし夢やゴールがなければ問いかけながらそれを明確にしていきます。
明確になったら今度は、どれくらいでこのランクを目指しましょうという風に。
1~3ヶ月ペースでプランを考えることが多いですね。
まずはゴール設定が大事です。
菊地
自分や原が担当しているのはライバーになりたての方が多いのですが、こまめに成果が上がっていることを一緒に確認します。
はじめの頃はどのくらいでランクアップできるか分からないので、ランクが停滞してると思うとモチベーションが保てないからです。
Pocochaはニューカマーに自然と注目が集まる仕組みになっているので1ヶ月でランクアップする人は実際には多いんですよ。
ライバーマネジメント事務所としての役割と、目指すもの
ライブ配信をつづけるにつれて事務所の役割も変わりますか?
坂口
もちろんライバーさん自身で出来ることも増えますが、上位ライバーになっても新しい課題が出てくるものです。
そんなときも事務所にはたくさんの知見があるので役に立てると思います。
菊地
たしかに事務所の活用の仕方は変わりますよね。
アドバイスする役割からだんだん相談相手になっていく感じというか。
他のライバーさんから意見を聞ける環境もYOUPACEにはあります。
原
相談相手という意味でいうと、ライバーさんから私たちが学ぶことも多いなと思っています。そのひとつがポジティブさ。ライバーさんの前向きなキャラを見ているとこちらも辛いときに頑張ろう!乗り越えよう!という気持ちになります。
もうひとつが、配信の良かった所や悪かった所をちゃんと振り返る姿勢です。フィードバックや感想を確認して反省しているライバーさんはやっぱり伸びます。その点は勉強になります。
阿部
あと感情のコントロールでも学ぶことは多いですね。そういう考え方があるんだ、とか。
心の持ちようが経営に生きる部分もあります。
多くのライバーがYOUPACEを選ぶ理由はなんだと思いますか?
菊地
人それぞれではありますが、うちは業界で長くつづいているので、たくさんのライバーを見てきた上でのアドバイスに期待する人が多いようです。
いちど他の事務所に所属していた方もいます。
坂口
あとホームページがちゃんとしてるとか、オフィスがあるとか、DeNAとの連携があるとか、そういう所を見てる人もけっこういますよね。
原
感情だけでなく、データに基づいたアドバイスができるのも強みです。
菊地
エンジニアがいて、社内にデータベースがあって、分析した上で根拠をもってアドバイスしています。
漠然としたアドバイスはしません。フリーのライバーさんだと何年も模索して正解にたどりつくけれど、うちにはノウハウが蓄積されています。
だから逆に無駄なアドバイスもしません。
阿部
一人で配信をしている以上、ライバーさんはどうしても主観にとらわれることが多いので、データによる客観的な指標は大事だと思っています。
本人はダメだと思っても数字で客観的に見たらうまくいっているというケースはよくあります。
今後、YOUPACEはどんな事務所を目指していきますか?
坂口
所属していることを他の人に自慢できる事務所になっていきたいです。
ライバーさんが入って満足して、さらに他のライバーさんを紹介したくなるような事務所を目指しています。
原
いろんな考え方のライバーさんがいて、一人ひとりのペースに合わせた支援ができる事務所が理想です。
ライブ配信って幸せだと思ってもらえる瞬間が増えるといいなと思っています。
菊地
YOUPAEのライバーだから好き!という「箱推し」される事務所になるのが夢です。
そのためにもまずはライバーさんから「いい!」と言われる場所を目指しています。
阿部
ライバーとリスナー、ライバー同士、リスナー同士が仲良くなって、みんなが笑顔でいられる事務所にしていきたいと思います。
今後は交流会などコミュニティの運営にも力を入れていきます。